葉月三日・二◯一◯ #647

流石にこの時間だと起きているかどうかも判らない相手にメールを打つのは憚られる。ひょっとしたらまだ寝られなくて起きているかも知れないけれど、こんなメールで起こしてしまうのは忍びないから。貴女の夜が安らかであることを祈りつつ、そっと電話を枕許に置いた。

ええどうせありふれた夜の一景ですともさ。