水無月廿一日・二〇一〇 #601
明け方、貴女からの電話。次第に気付くけれど、それは夢。夢かと肩を落とすぼくと、せめて夢では届いたかと何処かで胸を撫で下ろすぼく。微睡みの中に、くるくる、落ちてゆく。
何のことはない、実話です。投下する数時間前に見た夢がまさにこんな感じで、夢の中で寝落ちすると云う……
明け方、貴女からの電話。次第に気付くけれど、それは夢。夢かと肩を落とすぼくと、せめて夢では届いたかと何処かで胸を撫で下ろすぼく。微睡みの中に、くるくる、落ちてゆく。
何のことはない、実話です。投下する数時間前に見た夢がまさにこんな感じで、夢の中で寝落ちすると云う……