卯月廿七日・二〇一〇 #540

勝手口の外が虚無だったのか、虚無の中にこの部屋があったのかは、今となってはどうでもいいことだ。ずっと遠くに小さな灯りが見えることもある。ひょっとしたら、次に戸を開けたらどこか見知らぬ土地と云うことだってあるだろう。肉じゃがはまだ煮えない。

@hamari氏のpostに乗じる形で書いたもの。自分的には「生きている穴」の影響が大きいと思っている。