弥生三日・二〇一〇 #491

ヒナマというもの、古来より「コレを釣らずして何が太公望か」と、かくあれど釣るは至難の業、しかして釣り上げたれば其はもう古今東西の釣り人より驚嘆と畏敬の眼差しを一身に受ける栄誉に浴すと云う。何故か三月三日この日をおいては釣れぬ。これぞ「ひなまつり」の語源である。

ネタがなかったので過去の日記からお蔵出しをしてみました。かれこれ六年前にこんなことを書いていたようです。これをして雛祭ネタと呼ぶのはやはり些か心苦しいような……。