如月廿二日・二〇一〇 #485

鉄の町として知られるこの地の外れに、然程大きくないが池がある。名とてあるでもないが、何処ぞの学者先生の仰せのように、鉄ある処その姿あり、とばかりに毎年冬ともなれば埋め尽くさんばかりに白鳥が越冬に舞い降りる。その姿からか、地元の者は「にぞろヶ池」などと呼んでいる。

平成二十二年二月二十二日二十二時二十二分(三十一秒)。2だらけである。惜しむらくは九秒遅れであることだが、まあこれが22222post目であったりする。「何処ぞの学者先生」とは無論宗像伝奇教授のことである。「鉄と白鳥」の話と白鳥の首が2に見える事辺りから無理矢理捻って間に合わせた一本である。