睦月十七日・二〇一〇 #443

その日はいい天気だったのでいつもは行かない方向に行ってみる事にした。廃ビル森のいつもは右手に折れる「ゲート」と呼んでいる所、その左手側。流石にガラスは降ってこないだろうけれど、注意して歩く。木漏れ日の先に、まだ生きてそうな建物がある。何故皆近づくなと云うのだろう

さて、どうしようかな。このままなら「読める」ようになるのが順当な道行のような気はするけど。