師走十九日・二〇〇九 #403

【蜃気楼】海沿いの市城には、この時期遠く沖合にかの地に通ずる扉が開くのだと伝えられています。これに赴き、”聴き取って”来いとの由。物見遊山ではありません、これもお務め、とは云え心が躍らぬと云えば嘘になります。決して届かぬその先から、何を語ってくれるのでしょうか。

100のお題、その26。使命、旅情。何を聴く、何を視る。