卯月廿一日・二〇一〇 #536

相転移カスケーディング制御により動力供給と目的である空間連結がシームレスに実現される。目的座標の設定はドアノブのセンサからの接触通信で思念波パターンを走査し、四次元サーバ上のデータと照合の上情報化エネルギー通信により供給と設定を同時に行う」:どこでもドア・概要

TLから着案。「ドアを開けると云う行為自体が空間ポテンシャルへ勾配を齎すこととなり、それに沿う形でカスケード状の相転移場が形成され、そのエネルギーにより三次元座標上の任意の二点を接合する空間連接点が発生する。座標を設定するのに必要な位置情報の取得には利用者との直接接触と云う些か古式な手段を用いるが、形状と意味から抵抗なく走査を受け容れさせる為の心理的誘導としてはこれが妥当と判断された為である」などと云う阿呆な理屈が降りてきたので書いてみた。