睦月廿六日・二〇一〇 #452

幼い頃臆面もなく口に出来た言葉を、いつ躊躇うようになったのだったか。そこに本来の意味と残酷な確率論を見出して以来、すっかりその言葉を口に出来ない。そうこうするうちに、気がつけば若くはない。言葉の先にあるであろう未来を見据えれば、更にも億劫になろう。だが、君は。

「大人の恋」とかそう云うTLの流れより。