師走廿九日・二〇〇九 #421

”ヒッピー”それはまだ大地に根ざして生きていた頃の呼び名ではあったけれど、その自由さを呼ぶにはそれが相応しいのかも知れなかった。久しぶりに船団同士が集う。超光速通信網が結んだ恋路。ようやっと二人を乗せた船が揃うのだ。祝いに駆けつける仲間の船、時ならぬ一大船団。

@odaidepon「言祝ぐヒッピーの物語」。具体的な単語は想像の幅をどうしても狭めてしまいがちなのでやりにくいのは事実。